【交通アクセス】
JR東日本:「東京」駅 山手線 京浜東北線 中央線 東海道線 上野東京ライン 総武線(快速)・横須賀線 京葉線
JR東海:「東京」駅 東海道・山陽新幹線
東京メトロ:「東京」駅 丸ノ内線 「大手町」駅 東西線 半蔵門線 千代田線 丸ノ内線 「二重橋前」駅 千代田線
都営地下鉄:「大手町」駅 都営三田線
大手町
かつては大名屋敷が建ち並んでいました。
明治維新後は武家屋敷を処分した跡に中央官庁の庁舎が建てられ、その頃は現代の霞が関のような街でした。
戦後、中央官庁の霞が関への集中移転が決定し、民間企業へ土地が払い下げられました。
省庁跡地に金融機関や新聞社のビルが次々と建てられオフィス街へと変貌を遂げていきました。
丸の内
江戸時代は大手町同様に大名屋敷が建ち並んでいました。
明治維新後、大名屋敷が撤去され陸軍の練兵場などの軍用施設となりました。
その後、三菱財閥に土地が払い下げられ一帯の再開発が始まりました。
三菱一号館を始めとした洋風の建物が建築され、一丁倫敦(ロンドン)と呼ばれるようになり、日本を代表するオフィス街へと発展していきました。
戦後は高度成長期を支えた名立たる企業が本社を置き、ビジネス街として隆盛を誇りましたが、バブル崩壊を経て、銀行跡にブランド店舗を誘致するなど、今では休日でも人出が絶えない賑わいを見せています。
地名の由来
【大手町】
江戸城の正門にあたる大手門に由来しています。
地図を見ると大手門前の一帯が大手町の住所となっていることがよくわかります。
【丸の内】
かつては江戸城の内堀と外堀に囲まれており、堀の内側という意味で丸の内と呼ばれるようになったと言われています。
【高層化が進むオフィスビル群】
2000年以降に竣工したオフィスビル(大手町・丸の内アドレス) 43棟
2000年以前、大手町は丸の内に先んじて20階を超える高層ビルがいくつか建ち並んでいましたが、丸の内は旧建築基準法によって高さが31mに制限されていた建物が建ち並んでいました。
丸の内ビルヂング(現丸の内ビルディング)の建替えを皮切りに一気に高層化が進んでいきました。
特例容積率適用地区制度の活用も高層化を促した一因と言われています。
2000年以降に竣工したオフィスビル
2000年 東京サンケイビル
2001年 パシフィックセンチュリープレイス丸の内
2002年 丸の内ビルディング
2003年 日本工業倶楽部会館・三菱UFJ信託銀行本店ビル 丸の内中央ビル 丸の内トラストタワーN 館
2004年 丸の内北口ビルディング 日本生命丸の内ビル 新丸の内センタービル 明治安田生命ビル
2005年 東京ビルディング
2006年 三菱商事ビルディング
2007年 サピアタワー 新丸の内ビルディング グラントウキョウノースタワー グラントウキョウサウスタワー
2008年 丸の内トラストタワー本館
2009年 日本経済新聞社東京本社ビル JAビル 経団連会館 丸の内パークビルディング
2010年 三井住友銀行本店ビル
2012年 丸の内永楽ビルディング パレスビル JPタワー 大手町フィナンシャルシティノースタワー 大手町フィナンシャルシティサウスタワー
2013年 読売新聞ビル
2014年 大手町タワー 日本生命丸の内ガーデンタワー
2015年 三井住友銀行東館 鉄鋼ビル 大手門タワー・ENEOSビル
2016年 大手町フィナンシャルシティグランキューブ
2017年 大手町パークビルディング
2018年 大手町プレイス(イーストタワー/ウェストタワー) 丸の内二重橋ビル
2020年 三井物産ビル OtemachiOneタワー 丸紅東京本社ビル みずほ丸の内タワー
2021年 TOKYO TORCH常盤橋タワー
特例容積率適用地区制度とは
指定された区域内で容積率を移転することが出来るように定めた特例です。
2002年小泉政権下で決定されました。
例えば、A建物で利用していない容積率をB建物やC建物に移転することにより、本来B建物やC建物が建てられる高さを超えて高層ビルを建設できるというものです。
エリアを代表するオフィスビル